愛知県の海で代行散骨をしました
愛知県の八事霊園で墓じまいした後、「御遺骨を散骨したい」というご依頼をいただきました。墓守をする後継者がいないため、ご自身の代で墓じまいと散骨を決断されました。
ご縁道では、墓じまいの手続きから散骨まで、自社一貫体制で行っています。すべての行程を自社で管理・実行することで、よりお客様に満足していただける散骨が実現できると考えています。ご縁道の大きな特徴のひとつとなっています。
今回は、散骨の様子をレポートします。散骨をお考えの方の参考になれば幸いです!
散骨の準備
まず、墓じまいで取り出した御遺骨は湿っていますので、72時間以上の乾燥が必要です。なぜ、乾燥させなければいけないのかというと、散骨する際に御遺骨は2㎜以下に粉骨しなければならないため、乾燥させないとパウダー化することが出来なからです。よく乾燥したら、御遺骨を丁寧に粉骨していきます。環境に配慮した“溶ける紙”に納めて、散骨の準備は完了です。
粉骨について詳しくは、こちらの記事に書いてありますので、一緒にご覧ください。
港から出航
港から出航して、新舞子沖に向かいました。2月ですが、天気が良くて気持ちいい日です。海も穏やかで散骨日和でした。
出航から15分ほどで、散骨の地点に到着です。
船のエンジンを止めます。手を合わせます。船のエンジンを止めると、海の上の静かさに気持ちが落ち着きます。
ゆっくり海に還っていく様子を静かに見守りながら、散骨をしていきます。その後には、献酒と献水で海を清めます。最後に献花をして、散骨が終わりです。
お写真をお届けして散骨のご報告をすると、ほっとした声で「あー、やっとこれで、胸に痞えていたものが取れて安心したよ」と仰られていました。墓じまいから散骨まで担当させていただいたので、この言葉を聞いて僕も安心しました。
墓じまいや散骨(御遺骨の供養)にお悩みの方はお気軽にご相談くださいませ。