行き詰ったとき、決断に迷ったとき、嬉しいことがあったとき。
お墓清掃をしていると
お墓参りに来られている方と
出会います。
そのほとんどの方が
「今日はお母さんの好きな花を持ってきたよ」
「なかなか来れなくてごめんねー」
など、故人と会話をされています。
できるだけお邪魔にならないように
作業の手を止めたり、
別の場所に移るなどして
会話を妨げないように心がけます。
お墓参りは故人のためではなく、
自分のためでもあります。
こんな文章があったので
ご紹介いたしましね。
行き詰まったとき。
あの人の墓を訪ねよう。
墓を前に、彼が生きてきた時代を想うと
自分が小さな世界でもがいていたことに気づき
新たな希望がもてるかもしれない。決断に迷ったとき。
あの人の墓を訪ねよう。
墓を前に、彼の生き方を想うと
彼と同じように自分もできるはずだと
勇気を持てるかもしれない。嬉しいことがあったとき。
あの人の墓を訪ねよう。
墓を前に、彼に報告しよう。
いつも励まし、勇気づけてくれてありがとう、と。
忘れかけていた感謝の気持ちを思い出させてくれる。墓は私たちに語りかける。
悔いのないように生きなさい、と。遙か昔、縄文時代から墓は造られ、
そしてそれは人が確かに生きていたという証です。「有名人の墓巡礼」扶桑社引用